2009-07-14 第171回国会 衆議院 本会議 第46号
○亀井久興君 国民新党の亀井久興であります。 私は、国民新党・大地・無所属の会を代表して、麻生内閣不信任決議案に対する賛成討論を行います。(拍手) 顧みれば、昨年九月二十四日の就任以来、総理は、繰り返し解散権の発動をちらつかせてきました。当初は戦略なのかと思いましたが、今日に至っては、右顧左べんと逡巡が麻生内閣の特性であることは、だれの目からも明らかであります。そして、そのことにより、国民生活は
○亀井久興君 国民新党の亀井久興であります。 私は、国民新党・大地・無所属の会を代表して、麻生内閣不信任決議案に対する賛成討論を行います。(拍手) 顧みれば、昨年九月二十四日の就任以来、総理は、繰り返し解散権の発動をちらつかせてきました。当初は戦略なのかと思いましたが、今日に至っては、右顧左べんと逡巡が麻生内閣の特性であることは、だれの目からも明らかであります。そして、そのことにより、国民生活は
○亀井(久)委員 外から来てもらった人たちに一定の時期に帰ってもらう、それだけのことだというように受けとめられるんですが、一連のかんぽの宿の売却等を初めとする資産の売却について、不適切な処理をしようとしたのではないか、そうしたことを言われているわけですけれども、そのことに対して、あるいはまた、適切な報告を上部にしていなかった、そういう責任を問うという意味は全く含まれていないんでしょうか。
○亀井(久)委員 西川社長にお伺いしますけれども、チーム西川と言われる方々をやめさせる決断をされたということのようですが、それはどういう理由からでございましょうか。
○亀井(久)委員 国民新党の亀井久興でございます。 もう既に委員からそれぞれ御指摘があったことですけれども、このたびの西川社長初め経営陣の再任をめぐるさまざまな動き、そういう中で、佐藤総務大臣がそれを容認されたということに対して、私もがっかりしております、本当に失望したと申しますか。佐藤大臣、長年おつき合いをしておりますけれども、極めて常識のある方だというように思っておりますが、今回の御判断は決して
○亀井(久)委員 もう時間がないので終わりますけれども、かんぽの宿の問題、それ以前の資産の売却のあり方、そういう問題は郵政民営化がよかったか悪かったかというような大きなテーマとは全然違う話で、民間会社としてもあってはならないことが起こったのではないかという疑念を私どもは持っておりますから、そのことを徹底して追及をしているわけでありまして、その我々の真意をよくお酌み取りいただいて、総務大臣、しっかり事務方
○亀井(久)委員 郵政の担当者としてはそういう答弁をせざるを得ないということだと思いますけれども、国民感情からしても、今、鳩山総務大臣と西川さんとどっちを評価するんだといったことに対して、圧倒的に鳩山総務大臣を支持する。そういうことを国民の皆様が感じておられるということは、やはり、もっと高く売れるものを意図的に安く売ったのではないのか、しかも、それを最初から渡す人を大体決めておいて、そこに渡したのではないかという
○亀井(久)委員 国民新党の亀井久興でございます。 きのうに引き続いての質疑でございますが、郵政民営化が日本の社会に何をもたらしたのか、国民、利用者にとっていかなるものであったのか、よかったのか悪かったのか、そうした大きな議論をしたいところですが、限られた時間でございますので、きょうはかんぽの宿の問題に絞って質問をしたいと思います。 鳩山前総務大臣が終始言われていたことですが、かんぽの宿の売却はでき
○亀井(久)委員 鳩山前総務大臣が今までとってこられた行動というものは私ども評価をしておるわけで、そのことを国民も高く評価しているからこそ、その直後の内閣支持率の大幅な低下と、また、どうして鳩山さんを切ったのかということに対する批判も数字の上であらわれていると思います。 内閣がかわりましても、行政の一体性、継続性というものは大事なことですね。特に自民党の内閣であれば当然のことですけれども、同じ内閣
○亀井(久)委員 今月の二十九日に郵政の株主総会が行われます。そこで政府として議決権を行使されるという立場にあるわけですけれども、官房長官と財務大臣と鳩山前総務大臣の間で調整の余地がなかった、そして、郵政会社と総務省との間に何か大きな混乱が生じているという印象を国民に与えてしまっている、そうしたことで鳩山総務大臣が辞任をされた。これは鳩山総務大臣の辞任ということになっておりますけれども、その後の鳩山前総務大臣
○亀井(久)委員 国民新党の亀井久興です。 佐藤大臣とは、私、自民党におりましたころから一緒に仕事をしたり、友人として長くつき合っておりますので、個人的にお人柄等については十分に承知をしております。友人としておめでとうございますと言いたいところですけれども、あえてそういうことを言う気になりません。大変厳しい状況の中で重責を担われたということに対して、本当に御苦労さまでございますというように申し上げておきたいと
○亀井(久)委員 今回の補正予算を見ますと、各省庁が一斉にいろいろな要望を上げてきた、それを与党と一体になって一生懸命まとめられたという、そのことはよくわかりますけれども、何か、短期的な当面の景気対策というより、内容を見ると、中期的な経済対策が中心であるというように見えるんですね。 ですから、私は、やられていることはよく理解はできますけれども、しかし、この間本会議で申し上げたけれども、やはり政治の
○亀井(久)委員 麻生総理は何回も言われていることなんですけれども、昨年度の一次補正と二次補正、それに本年度の本予算、これを三段ロケットというように例えて、その三段ロケットが準備されているから新たな経済対策を今考えないということを、本年度予算の審議中にそういうことを言われました。 ところが、これだけ史上最大規模の経済対策で補正を組まざるを得なくなったということは、やはり総理の見通しが甘かったというか
○亀井(久)委員 国民新党・大地・無所属の会の亀井久興でございます。 私、最後の質問でございますので、他の委員の質問と若干重複するようなこともあるかと思いますが、御了解いただきたいと思います。 まず最初に、景気の見通しのことなんですけれども、御承知のとおり、四月の三十日に日銀の展望リポートが出されましたけれども、今年度の実質GDPマイナス三・一%に下方修正ということであります。 先般、本会議で
○亀井久興君 国民新党の亀井久興であります。 私は、国民新党・大地・無所属の会を代表して、与謝野大臣の財政演説に対し、限られた時間ながら、麻生総理に質問いたします。(拍手) 以前より、麻生総理は、今の日本の不況は大したことはない、日本を世界で最初にこの不況から脱出させることを目指すと言われてきました。また、昨年度の第一次補正と二次補正、それに本年度予算を三段ロケットと称し、これらによって我が国がこの
○亀井(久)委員 次に、大臣に少し伺いたいと思います。 以前、橋本元会長のとき、また菅総務大臣のころに、受信料の義務化と受信料の引き下げということでかなり綱引きのような関係が一時あったと思いますけれども、私自身は、受信料の義務化というのは必ずしも賛成じゃないんです。 これは、義務化されていないのに、罰則がないにもかかわらず、七割の人たちがきちんと受信料を払っているという、そこが日本の社会の世界に
○亀井(久)委員 その姿勢でしっかりやっていただきたいと思います。 それとの関連なんですが、メディアの方々とお話をいたしますと、常に出てくることは、自分たちは知る権利にこたえる公益性というものを持っているんだということを言われます。それはそのとおりだろうと思うし、政治権力、公権力、政治が決してメディアの分野に立ち入るべきではないということはそのとおりだと思いますけれども、一方において、NHKは公共放送
○亀井(久)委員 皆さん、お疲れだと思いますけれども、最後の質問ですから、もうしばらく御辛抱いただきたいと思います。 先ほど来、NHKの政治的中立ということについていろいろ御議論がございましたが、そのことは私がかねてから強く指摘をしていることでありまして、過去の委員会においても、私は、イギリスのBBCと比較しながらNHKのあるべき姿について問いかけをしてまいりました。 イギリスの国民・視聴者から
○亀井(久)委員 時間がなくなってしまいましたが、最後に田尻先生にお伺いしたいと思います。 郵政民営化の目的は何ですかということをかつて小泉総理に伺ったときに、貯金、保険という二つの金融会社を、株式を全株市場で売却することが目的だといみじくも言われたんですね。ああ、なるほど、それが目的なんだなというように思った。 ですから、民営化、民営化というけれども、実際に、先ほど先生も御指摘になりましたけれども
○亀井(久)委員 ありがとうございました。 次に、町田参考人にお伺いいたします。 先ほど来、かんぽの宿を初めとする資産の売却に極めて不明朗、不適切なものがあるという御指摘、そのとおりだと思います。 そもそも、先ほどお話がありました、会社法の附則に、専門家が読んでもよくわからないような文章がこそっと入った。これは、あの当時の準備室の責任のある人に聞きましたらば、当時の竹中平蔵担当大臣の指示でそれを
○亀井(久)委員 国民新党の亀井久興でございます。 お三方の参考人の方々、大変貴重な御意見をお述べいただきましたこと、心から感謝を申し上げます。 最初に井手参考人にお聞きいたします。 先ほどドイツ・ポストのことに触れられましたけれども、民営化を推進した竹中平蔵さん、そして小泉総理も、ドイツ・ポストがうまくいったと、民営化が成功した例としてよく挙げられておりました。 そして、あの当時を思い返してみますと
○亀井(久)委員 伺いたいこと、たくさんあるんですが、もう時間になりましたので、最後にちょっと竹島の問題、伺いたいと思います。 今月の二十二日、島根県は条例で、竹島の日と二月二十二日を決めております。先般、県主催の行事もあった、大会もあったわけですけれども、政府からはどなたも出席をされていない。また、政府からメッセージも何にも来ていない。 私は、やはり竹島も、北方領土の問題と並ぶ、日本の主権にかかわる
○亀井(久)委員 ドルが基軸通貨であることは間違いないんですけれども、一九七一年に金との交換停止をやって以来、ドルというのはいわゆるペーパーマネーのようになっているわけで、その信用というものの裏づけになっているのは、アメリカの総合的な国力だと思います。 その国力は、外交力もあるでしょうし、軍事力もありましょうけれども、一番それを支えている基本というのは経済の力ということだと思います。それが今、御承知
○亀井(久)委員 国民新党・大地・無所属の会の亀井久興でございます。 麻生総理、大変厳しい日程の中での日米首脳会談、お疲れさまでございました。 第一位の経済大国であるアメリカと二番目の日本が協力をして経済の立て直しを図っていこう、そういうことで合意をされたということでありますけれども、同時に、基軸通貨であるドルの信用を維持するということについても確認されたというように聞いておりますが、そのとおりでしょうか
○亀井久興君 国民新党の亀井久興でございます。 私は、国民新党・大地・無所属の会を代表して、麻生総理の施政方針演説に対し、質問いたします。(拍手) 一昨日の演説の中で、麻生総理は、安心と活力ある社会の構築を力説されました。これに異を唱える人はいないと思いますが、問題は、どのようにしてその実現を図るかであります。 国民の皆様が真に安心感を抱くには、政府が思いやりの心を持たなければなりません。民間経済
○亀井(久)議員 その点は同じだと思うんですけれども、私はよく円盤形社会という言葉を使うんです。戦前のピラミッド構造が、底辺がずっと持ち上がってきて、押しつぶされたひし形みたいになって、それがもっと薄くなってくると円盤のような姿になる。その中心部分の厚みは私はあっていいと思うんです、これがなければ競争力は出てきませんから。中心部分の厚みをどうするかということはいろいろな議論がある。 だけれども、全体
○亀井(久)議員 御承知のとおり、自由民主党、保守合同によってできましたけれども、その前にはいろいろな保守政党があって、それが一緒になった。その保守政党のそれぞれの考え方が自民党の中に持ち込まれて、一つの政策グループがずっと続いてきた。その中で、実に多種多様の意見が活発に議論をされて、それが民主的な手続で集約されて、政権政党として実現をしてきた、そういうことだと思います。ですから、まさに自由であり民主的
○亀井(久)議員 国民新党・大地・無所属の会の亀井久興でございます。 ただいま委員長初め与野党の理事の皆様方の温かい御配慮によりまして委員外発言を認めていただきましたこと、まずもって心から感謝申し上げる次第でございます。 麻生総理、私は、総理と小学校から大学まで同じ学校で学ばせていただきました。私の方が一年先輩でございますけれども、子供のころからよく承知をしておりますし、政界に入りましてからもほとんど
○亀井久興君 国民新党の亀井久興でございます。 私は、国民新党・大地・無所属の会を代表し、郵政民営化は間違った政治の象徴であると一貫して訴えてきた者の一人として、郵政株式処分停止法案について賛成の討論を行います。(拍手) 申し上げるまでもなく、本法案は、政府が保有する日本郵政の株式とゆうちょ銀行及びかんぽ生命保険の株式売却を当面停止するためのものであります。 百年に一度の危機と言われる現下の経済情勢
○亀井(久)委員 全く同じ認識でございまして、それは、封書にしても、はがきにしたって郵送コストが違うわけですから、遠距離に運ぶのと近間に配るのじゃ当然コストが違う。それを全国一律、均一料金でサービスをしている。それはやはり国民生活を支える上で不可欠なサービスだからそういうことをやっているので、だからこそアメリカでも国営で行われている。ほとんどの国で国営ないし公営で行われているというのはそういう意味だと
○亀井(久)委員 もともと郵便局の仕事というのは、もちろん事業でございますから収益性を求めるということは当然ですけれども、その一方において高い公共性、公益性を持っているということは申し上げるまでもないと思います。ですから、地域の生活の拠点として国民から信頼され、愛されて長い間続いてきたということだと思います。 その収益性と公益性、公共性というのを両立させる経営形態としてどういう経営形態がいいのかという
○亀井(久)委員 国民新党の亀井久興でございます。 けさほどからのいろいろな議論を聞いておりまして、三年前、あるいはまたそれ以上前からこの議論をやっていたわけでございますが、その当時のことをいろいろと思い出しながら聞いておりました。 あの当時から、間違った民営化を強引にやれば必ずこういう結果になりはしないかという懸念を持っていたわけでございますけれども、今の現状、また与党の皆様方からも御指摘のあったような
○亀井久興君 私は、国民新党・大地・無所属の会を代表して、麻生総理の所信表明演説及び政治姿勢について質問いたします。(拍手) 我々国民新党は、三年前のいわゆる郵政解散を機に結成されました。以来、一貫して、郵政民営化は間違いであると声高に訴えております。また、経済財政政策につきましても、やみくもな財政の縮小均衡と格差を拡大させる市場経済万能主義を真っ向から批判し、必要な財政出動をためらわない積極財政
○亀井(久)委員 私の持ち時間がわずかなものですから、伺いたいことをほとんど聞けなくなっちゃうんですけれども。 今、局長会がアンケート調査をされた、その結果も私は拝見をしましたけれども、その結果は惨たんたるもので、何一ついいことはないというような意識を持っておられるというように受けとめました。 局長会は、一つの意識としてそういうことなのかもしれませんけれども、実際に職員の人たちが、局長さん含めてですけれども
○亀井(久)委員 確かに税負担があるかないかということは大きな違いだとは思いますけれども、現実に、公社として立派に国庫納付もやっているわけでございますから、そのことを考えてみても、私は、三事業が一体で運営されている、そうした中で立派に利益を上げてきているという現実はあるんだろうというように思います。 分社化された中で私どもが一番心配しておりますのは、やはり郵便局会社でございます。郵便局会社が思うような
○亀井(久)委員 国民新党の亀井久興でございます。 先ほど来の議論をずっと聞いておりました。公社から民営化されて最初の決算ということでございますけれども、私どもからいたしますと、三年前にさんざんいろいろな議論をして、こういう制度設計では成り立つはずがない、制度設計そのものが間違っているということをさんざん申し上げたわけでございますが、今の状況を見ておりますと、まさに私どもが心配をしたとおりの状況になってきている
○亀井(久)委員 これから、福地会長、今井副会長を中心にしてさまざまな改革にも取り組んでいかれるだろうと思っておりますけれども、不祥事を起こさないということのために、ぎりぎり内部規律を強化していく、コンプライアンスを徹底していく、そのことは必要だと思いますが、それが余りにも行き過ぎますと職員が萎縮をしてくることになりはしないか、私は一方においてそのことを大変心配いたしております。 やはりNHKを支
○亀井(久)委員 古森委員長はもう外されてしまいましたけれども、NHKの独立性をしっかり守っていくということのために、内部委員会としての経営委員会の役割も極めて大きいということだと思っております。 アメリカのように、独立行政委員会としてのFCCを設けている、そういうところももちろんありますし、日本の場合も、戦後一時期、独立行政委員会としての電波監理委員会ですか、それを置かれたことがあった。吉田内閣
○亀井(久)委員 国民新党・そうぞう・無所属の会の亀井久興でございます。 最後の質問でございます。お疲れでございましょうが、もうしばらく御辛抱いただきたいと思います。今まで多くの委員が質疑に立たれましたので、重複をする点があるとすればお許しをいただきたいと思います。 まずもって、福地会長、今井副会長、御就任おめでとうございます。おめでたいということでお祝いを申し上げると同時に、大変なときにお引き
○亀井(久)委員 時間が来ましたので、最後に潮谷参考人にもう一点お伺いしたいと思います。 平成の大合併と言われる合併が進められて、私も地元が大変な過疎、高齢県の代表的な島根県でございますけれども、同じ過疎と高齢化に悩んでいるような、そういう町村を幾らまとめてみても、そのことによって自立する力というのは私は出てこないんだろうと思います。 ですから、広域合併を進める上においては、地域の拠点都市、大きな
○亀井(久)委員 先ほど来、地方分権についてのさまざまな御議論がありました。地方分権を進めていこうということに反対の方はほとんどおられないと思うんですが、地方分権を進めていくということの一つの前提として、やはり、どういう国をつくるのか、どういう国土形成をするのか、そのことについてのはっきりとした政治目標が示されて、それについての国民の合意があって、それを実現していくための国と地方との役割分担をどうするのか
○亀井(久)委員 国民新党の亀井久興でございます。 参考人の先生方、お疲れでございましょうけれども、もうしばらく御辛抱いただきたいと思います。 私、基本的な問題を少し違った角度から指摘をして、ぜひ御意見を承りたいと思います。 それは、小泉内閣がスタートして、その後、安倍内閣、福田内閣と今日まで来ておりますけれども、小泉内閣が、いわゆる聖域なき構造改革ということを強烈なメッセージとして出されて、
○亀井(久)委員 ちょっと話の腰を折られました。 先般、政府演説の中で、大田経済担当大臣の演説の冒頭に、かつて日本は世界の総所得の二割近いものを占める大国であった、それが二十四年ぶりに一〇%を切ってしまった、それで一人当たりGDPもどんどん下がって、今やOECD参加国の中で十八位に低下した、そのことで、もはや日本の経済は一流とは言える状況ではない、そういうことを言われたわけですが、私は、余りそういうことを
○亀井(久)委員 きょうは西川社長にもおいでいただこうかとも思ったんですけれども、今、西川社長の立場は、与えられた仕組みの中で最善を尽くすという立場ですから、余り思い切った話もできない。 また、増田総務大臣、担当大臣でございますけれども、地域の実情というものはよく御承知だと思っております。そうした中で、余り具体的にがりがりやっても増田大臣は十分なお答えができかねる面もあると思いますので、その点、私
○亀井(久)委員 国民新党・そうぞう・無所属の会の亀井久興でございます。 総理初め閣僚の皆様、お疲れだと思いますけれども、最後の質問でございますので、もうしばらく御辛抱いただきたいと思います。 時間がありませんので、早速質問に入りたいと思います。 まず、郵政事業に関連してお尋ねをいたします。 ちょうど総理に御就任いただいた直後、昨年の十月でございましたが、同じ予算委員会において、郵政事業をめぐるさまざまな
○亀井(久)委員 もう時間がなくなりましたので最後の質問にしたいと思いますが、とにかく、報道機関として、憲法に保障された表現の自由というものを守っていかなくてはいけない。これは当然のことで、政治権力、行政からの介入を排除しなくてはいかぬ、それは当然のことだと思っております。しかし、一方において、今申し上げた公益性というものがなおざりにされる、そういう懸念が出てくれば、国民・視聴者の間から、何をやっているんだという
○亀井(久)委員 次に、民放の関係を少し伺いたいと思います。 以前に、この総務委員会で民放連の日枝前会長をお招きしてお話を伺ったときに、私よく覚えておりますけれども、民間放送というものを支えるのに二つの柱がある、一本はニュースとか情報提供を中心とする報道である、もう一方がエンターテインメント、娯楽であるということでした。その二本の柱を両立させるためには経営者の高い公共性、公益性の自覚が必要だ、そういうお
○亀井(久)委員 国民新党の亀井久興でございます。 きょうは、参考人の皆様方には、大変お忙しいところ御出席をいただき、貴重な御意見を拝聴しましたことを心から感謝申し上げます。時間の関係ですべての方々に御質問できませんので、その点はお許しをいただきたいと思います。 まず、NHKのお二人にお伺いしたいと思いますけれども、今の重野委員とのやりとりを聞いておりまして、感じるところがございました。それは、
○亀井(久)委員 時間がありませんので次の質問に移りますけれども、公社の最終段階であります九月に、貯金事務センターにおきまして、千四百万を超える顧客情報の間違った廃棄ということが起きたわけでございます。 総務大臣から厳重な注意を受けているわけでございますけれども、この誤った廃棄というのがこの六月まで続けられていたということでありまして、この原因というのは、本社の作成した内規が明確でないということ、
○亀井(久)委員 西川社長のお立場からすればそういう御答弁になるかと思うんですが、今、会社の方は、現実に、スムーズに民営化がスタートをした、そういうことを言われておるわけでございますけれども、民営化に至るまで、私も多くの現場の方々からもいろいろな意見を聞いてまいりましたけれども、ともかく現場の声が全く中央に反映をされていかない、届かない、そういういら立ちを多くの人たちが非常に強く持っていたように思います
○亀井(久)委員 国民新党の亀井久興でございます。 先日、私、予算委員会で、福田総理初め皆様方に質問をさせていただきました。郵政民営化についての私の基本的な考え方をその際には申し述べたわけでございますが、きょうは時間もありませんし、そのことを繰り返しましても余り私が期待するような答弁が返ってくるとは思えませんので、きょうは控えさせていただきたいと思います。 いずれにいたしましても、先ほど各委員の